一人暮らしの大学生は住民票を移動すべき?しない場合どうなる?
住民票について
通う大学が実家から離れているため一人暮らしをすることになる大学生は多いと思います。
大学生が一人暮らしをする際に住民票を移動させる必要はあるのでしょうか?
実家に住民票を入れたままにしておくと、不便な手続きなどについてお話しいたします。
住民票を移動するのは義務なのか?
引越しをした場合
14日以内に住民票を移動させることは法律上の義務となっています。
もし正当な理由なく住民票を移動させなかった場合
5万円以下の過料に処せられます(住民基本台帳法第52条第2項)。
居住地をきちんと管理できないと納税や社会保険、行政サービスの円滑な遂行に支障がでてきます。
とはいえ、大学生が一時的に実家を出て通学のために一人暮らしをしている場合、
生活拠点は実家にあると扱われ住民票をそのままにすることも認められています。
そういった意味では大学生は必ずしも移動させなければならないわけではありません。
住民票を移動しないと不便な手続きについて
例えば、実家がそれ程遠くなく、ちょくちょく行き来している場合は不便は少ないかもしれません。
しかし、実家が遠方で、ちょっとしたことでは帰れない距離にあると不便な手続きもあります。
①免許取得の際の学科の本試験や免許の発行・更新は、住民票登録地でしか行うことができません。
免許の本試験に1度で合格できなかった場合には、何度も行き来しなくてはいけません。
②日本年金機構など行政から届く手紙が、全て実家に届いてしまうので、転送してもらわなくてはなりません。
③本人確認が必要な書類は受け取れない可能性もでてきます。
在学中はそれほど必要ないかもしれませんが、卒業後もそのままにしておくと、通勤手当や住宅手当の申請ができないこともあります。
④確定申告ができなかったり、社会保険や納税の手続きや煩雑になりがちです。
住民票を移すと地元の成人式に行けないのでは?と心配する人もいるかもしれません。
基本的には成人式は住民票のある場所での参加になりますが、自治体によっては事前に申し出れば実家のある市町村の成人式への参加が認められる場合もあります。
なかには、当日身分証明書を持参すれば、住民票を移していたとしても地元の式に参加させてくれる市町村もあります。
各市町村のホームページなどを確認する必要はありますが、成人式に関してはそれほど心配する必要はないといえるでしょう。
また、単純に手続きが面倒そうだから…と、そのままにしておく人もいるかと思います。
しかし、基本的に免許やパスポートなど本人確認書類と印鑑を持っていけば簡単に行える手続きなので、早めに済ませた方が気持ち的にスッキリするでしょう。
まとめ
大学生の住民票の移動は必須というわけではありません。
しかし移した方が何かと便利でメリットも多いです。
生活をよりスムーズにするためにも、新住所に移しておいた方が良いといえるでしょう。
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