賃貸物件のオール電化の特徴について解説!
賃貸物件をお探しの方は、近年オール電化の物件が増えてきたと感じているかもしれません。
ガス併用の物件と比べ、電気代はどうなのか、メリットやデメリットも含めご紹介していきます。
また、エコ社会が進むにつれエコキュートの設置も増えていますので、仕組みや問題点についてもご説明していきましょう。
オール電化の賃貸物件の電気代は安い?
最近は賃貸物件にもオール電化の物件が増えてきています。
よく言われる特徴としては光熱費が通常よりも安いというものですが、実際はどうなのでしょうか。
電力会社のデータによると、一人暮らしの場合の電気代は平均約11,222円で、ガス併用の場合の8,812円と比べて2,410円高いという結果になりました。
ただこの金額はライフスタイルによってかなり差がでます。
在宅勤務のように家にいる時間が長い方は安く、短い方は金額が高くなる傾向にあります。
また電気代は夜間に割引される傾向にあるため、昼間に家にいる方よりは昼は仕事で、夜は寝るだけという方の場合は、料金にあまり差がありません。
オール電化とガス併用の物件についての比較
賃貸物件でオール電化の物件とガス併用の物件とでは料金的にどれくらいの違いがあり、メリットやデメリットはなにがあるのでしょうか。
金額面での比較は先述のとおり、住む方のライフスタイルによって変化します。
ガス併用について
ガス併用のメリットは、停電時でも使えるという点です。
ただ、ガス併用の場合は使用量に関わらず、電気とガスの基本料金がかかるので事前に確認しましょう。
オール電化について
オール電化のメリットとしては、ほとんどの電力会社には夜間割引がありますので、これを上手く利用すれば光熱費を抑えられるという点が挙げられます。
ただ、昼間に電気を使いすぎると価格が割高になる可能性もあるので留意が必要です。
オール電化の賃貸物件がエコキュートになった場合の水圧について
最近の新築物件にはエコキュートが設置されていることが多くなってきましたが、賃貸物件もその例外ではなくこの設備は広く普及しはじめています。
エコキュートは電気を使った給湯器で、ヒートポンプでお湯を作りそれを給湯タンクで貯めて保温するという仕組みとなっています。
このエコキュートはシャワーなどを使う際の水圧が弱く感じると言う方が多いのですが、これは構造上のものですので、仕方ないとみておきましょう。
通常のシャワーは瞬間的にお湯を作り、水道の圧力そのままで供給されますが、エコキュートの場合は給湯タンクから流れ出てくるため圧力が弱くなるのです。
まとめ
賃貸物件にもオール電化の波が押し寄せていて、年々その数は増えていますが、ガス併用と比べ、電気代が安いのか高くなるのかは気になるところでしょう。
また同時にエコキュートの設置も増えていて、水圧の問題はありますが、ライフスタイルを見極め上手く利用することで電気代は抑えられるのです。
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